住まいの『売却』には様々なきっかけがあり、そのきっかけはひとつの理由である場合、はたまたひとつに留まらず複数に跨る場合等、お客様のご事情により、様々なケースがございます。
・ライフスタイルの変化による住替えに伴う『売却』。
出産、子供の成長、親の介護の為の同居等、現在の住まいが手狭になった若しくは部屋数が多く持て余すようになった為に住替えを行う場合等、例として挙げられます。
・住まいの老朽化に伴う『売却』。
住まいの老朽化が進み、維持管理の手間や費用を省く為に資産処分をする場合等、例として挙げられます。
・空家対策としての『売却』。
昨今、多くの対策が講じられている悩ましき空家問題に通じますが、相続人様が該当の住まいに利用予定が無く空家となってしまう事態を防ぐ場合等、例として挙げられます。
・仕事の都合による『売却』。
お勤め先での転勤若しくは転職の為に転居を行う場合等、例として挙げられます。
・移住や転居(UターンやIターン含む)に伴う『売却』。
他県や故郷への移住や転居を行う場合等、例として挙げられます。
・住宅ローン返済負担に伴う『売却』。
住まい購入時のローン返済負担が大きい若しくは今後の返済(収入)に不安がある場合等、例として挙げられます。
・資産運用の為の『売却』。
『売却』により現金化し、その現金を投資や事業資金に充てる場合等、例として挙げられます。
・相続の為の『売却』。
『売却』により現金化し、相続人様の間で分配する場合等、例として挙げられます。
上述のように、住まいの『売却』には多種多様なきっかけや理由が存在しますが、これは、住まいを『売却』なさるお客様のご事情が多岐に渡る、という事も意味します。
*『売却』の流れ
住まいを『売却』するには、まず、その住まいに如何程の価値が有るのか、不動産会社(仲介業者)へご相談の上、『査定』をご依頼下さい。
『査定』結果にご納得頂けましたら、不動産会社(仲介業者)へ『売却活動』をご依頼下さい。
その時点で、売主様と不動産会社(仲介業者)との間で『媒介契約』(※1)を締結し、不動産会社(仲介業者)は該当不動産の調査を開始致します。
売却先(買主様)が決まるまでは、約1ヶ月~3ヶ月程(長期化すると6ヶ月程度になる事も)掛かると言われております。
売却先(買主様)決定後は、売主様・買主様・不動産会社(仲介業者)との間で『売買契約』を締結致します。
(※1)『媒介契約』の種類
『専属専任媒介契約』・『専任媒介契約』
→売主様からの販売依頼を一つの不動産会社(仲介業者)でお受けし、管理・売却活動を行います。不動産会社(仲介業者)は売主様へ定期的に進捗状況報告を行います。
『一般媒介契約』
→売主様から複数の不動産会社(仲介業者含む)へ販売・売却をご依頼し、進捗状況確認は売主様から各社へ行って頂きます。
なお、売主様が該当不動産に居住中の場合は、以下の諸手続きをも行って頂く必要がございます。
・該当不動産のローン完済、抵当権抹消手続き
・該当不動産の測量の手配(土地、戸建に限る)
・新居への引越手続き
・現在の駐車場解約手続きや、お子様の転校手続き
・役所への転出届提出等の手続き
・電気、ガス、水道を止める手続き
売却先(買主様)決定後、売主様から買主様へ該当不動産をお引渡し頂く事になりますが、その際、双方にて物件確認を行って頂きます。
・設備表に基づく確認
・土地、戸建の場合は境界確認
その後、決済を行います。買主様が登記申請を行い、残代金を売主様へお支払い、固定資産税の精算を行います。
また、売主様から買主様へ引き継ぐべき書類、該当不動産の鍵もお引渡し頂きます。
最後に、不動産会社(仲介業者)へ仲介手数料のお支払い、司法書士へ登記費用等の諸費用をお支払い頂き、『売却』は完了となります。
以上、住まいの『売却』につきまして、基本的な流れと情報をご提供して参りました。
日々のお暮しに、皆様がご不安無く安心してお過ごしになられるよう、住まいの『売却』の際にはご検討の一助となれば幸いに存じます。
弊社では、そのようなお客様のお困り事に寄り添い、ご一緒に解決策を見出すお手伝いをさせて頂きたいと考えております。
お困りの際には、どのような事でも是非お気軽にご相談下さいませ。
経験豊富なスタッフが誠心誠意ご対応させて頂きます。