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お知らせ・コラム

住替え

住まいの『住替え』には様々なきっかけがあります。
・出産、子供の成長、親の介護の為の同居等、ライフスタイルの変化に伴う『住替え』。
現在の住まいが手狭になった若しくは部屋数が多く持て余すようになった等、例として挙げられます。
・住まいの老朽化に伴う『住替え』。
リフォーム資金が無い、心機一転新しい物件に住みたい等、例として挙げられます。
家屋というものは、木材や鉄筋コンクリート等強度のある材料で建築されてはいますが、太陽光や雨風に晒されて耐久性が落ちてゆくものであり、経年により雨漏り・白蟻被害・耐震強度が低下する等の危険が伴います。
・現在の住まいに不満は無いが、外的な要因が発生し、やむを得ず『住替え』。
近隣住民とのトラブルが発生し住みづらくなった等、例として挙げられます。
・仕事の都合による『住替え』。
お勤め先での転勤の為に転居を余儀なくされた等、例として挙げられます。
この場合、『住替え』先の物件を探す時間に限りがあり、自由に物件を選ぶ事が難しい為、心身共に最も労力を消費する『住替え』と言えます。

さて、『住替え』は、新しい住まいを探す事が目的の大部分を占めますが、
・まず、現在の住まいを売却し、その後、『住替え』先の新居を購入する(=売り先行型)
・まず、『住替え』先の新居を購入し、その後、現在の住まいを売却する(=買い先行型)
と、どちらの流れを選択するか、お悩みになられるかと思われます。

『売り先行型』は、現在の住まいの売却資金を新しい住まいの購入に充てる事が出来ますので、資金計画が立てやすくなりますし、資金面の不安が軽減され、且つ住宅ローンの借入額を抑える事が可能となります。
但し、住まいの売却にはある程度時間を要する事をご承知おき頂ければ幸いに存じます。
不動産会社(仲介業)経由での住まいの売却には、約1ヶ月~3ヶ月程時間が掛かる(長期化すると6ヶ月程度になる事も)等とも言われております。
場合によっては、現在の住まいを売却後に新しい住まいを購入する事になります為、一旦賃貸物件へ住替える必要が発生する可能性もございます。
その為、時間経過上の予測が難しく、『資金的余裕=少、時間的余裕=多』という方に適しております。

対して、『買い先行型』は、どちらかと申しますと『住替え』の際に多く利用される方が多いようでして、自らのタイミングで、希望条件に合致した新しい住まいの購入が可能となり、且つ物件買い逃しも回避出来、自由に物件を選ぶ事が叶う、というメリットが存在します。
しかしながら、『売り先行型』とは違い、例えば、現在の住まいをローン購入し、未完済で残債がある状況の場合、新しい住まいを更にローン購入する事となりますと、住まい2軒分の住宅ローンを一時的に並行して組む、所謂『Wローン』状態となります。
また、収入・貯金等自己資金の都合上、新居購入のローン審査が通らない場合も想定されます為、『資金的余裕=多、時間的余裕=少』という方に適しております。
なお、金融機関にて『Wローン』を回避すべく、新しい住まいのローンの月々の支払元金を数ヶ月据え置く仕組みが存在する事を申し添えます。

また、その他、『住替え』の際に掛かる費用と致しまして、
・仲介手数料(現在の住まい売却時や新たな住まい購入時に不動産会社(仲介業)へ依頼した場合)
・印紙税(住まい購入時の契約関係書類に必要)
・抵当権抹消費用(住まい売却後の新たな買主様へ所有権を移転する登記時に必要)
・ローン一括返済費用(住まいをローン購入し未完済で残債がある場合に一括返済する必要が有り、その際に発生する手数料)
等といったようなものがございますので、予め念頭に置いて頂いた上で、新たな住まい購入『住替え』をご検討頂く事をおすすめ致します。

以上、住まいの『住替え』につきまして、情報をご提供して参りました。
日々お暮しになられるお住まいに、皆様がご不安無く安心してお過ごしになられるよう、『住替え』の際にはご検討の一助となれば幸いに存じます。

弊社では、そのようなお客様のお困り事に寄り添い、ご一緒に解決策を見出すお手伝いをさせて頂きたいと考えております。

お困りの際には、どのような事でも是非お気軽にご相談下さいませ。
経験豊富なスタッフが誠心誠意ご対応させて頂きます。